こんにちは!
江古田まさ動物病院です
いよいよ寒くなり冬本番ですね。今年もあと僅かとなってしまいましたね
今回は猫の特発性下部尿路疾患(特発性膀胱炎)について少しお話しします。
単一の原因は知られていませんが、猫は元々水分摂取量が少なく濃い尿を産生することが誘発因子として言われています。他の危険因子としては飼育環境からのストレス、食事内容の変更や季節変動、肥満などが考えられています。
症状は様々ですが頻尿・血尿・排尿困難・排尿痛・尿淋滴・尿道閉塞を示します。特に雄猫は尿道閉塞を起こす可能性が高く、処置が遅れると腎不全になり死亡する可能性もあります。
治療としては尿道が閉塞している場合は閉塞を解除し、全身状態が悪い場合は輸液療法等を行います。その他に抗生物質や止血剤や抗炎症薬などを用いたり、食餌療法、飼育環境のストレス除去なども行います。
症状が無くなっても再発が充分考えられるので、食事内容や飼育環境からのストレスに注意し再発防止に努めることが大事です。
猫の特発性下部尿路疾患(特発性膀胱炎)は冬場によく見られます、何か様子がおかしいことがあればお早めにご相談ください。
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